G12とは何でしょうか? (Japanese)

G12とは何でしょうか?

G12というビジョンは七大陸全部に述べ伝えられていますが、「G12とは何であるか?」を一言で答えるには難しい質問です。神が命の息を神の王国が急成長している所に吹き込んでくださったので、世界中のいたるところで教会が大きく成長しているのを見ることができます。ここでは、神がG12というビジョンを通してなさっておられることを詳しく説明します。

G12とは、十二人の統治という意味です。福音と増殖のための長期戦略です。信者がイエスを愛していて、その結果個々の魂に憐れみを覚えることがこの戦略の土台となっています。マタイの福音書281920にある大宣教命令から生まれました。

ビジョンにはもうひとつ、イエスの人格を真似て、弟子作りをしていくということも含まれます。イエスの血によってひとりひとりが完璧に変えられていくことを見るのがイエスが最も喜びとされるところです。人々が変えられていくのは十字架の力以外にはないということをイエスはご存知です。

G12のビジョンでは、祈りがとても大切です。祈らなければ何も起こりません。このビジョンが成功するか否かは、信者全員が祈るかどうかにかかっています。信者は誰でも心を砕いて魂の救いのために祈らなければなりません。

また気をつけなければいけないのは、G12というのは宗派のことではありません。ですから、G12を取り入れるからといって、誰も自分達の宗派を離れる必要はありません。G12というのは、逆に、宗派、現在行っているミニストリー及び伝道活動を支援するものです。

G12の沿革

G12のビジョンはコロンビア、ボゴタにあるインターナショナル・カリスマティック・ミッション教会(MCI)の主任牧師シーザー・カステラノスが創始しました。MCIは南アメリカでは大きな教会のひとつで、ボゴダ市にあり20万人の信者45千のセルグループを擁します。

シーザー牧師は25有余年牧会を続けてきました。MCI創設後の10年間は満足のいくものではありませんでした。信者は教会に来ますが、まもなくして裏口から出て行くという光景が頻繁にみられました。自ら勝ち取った魂を教会の中に留めておくことができなかったのです。シーザー牧師は主に助けを求め、裏口を塞いでくれる様に祈りました。牧師は、勝ち取っていた魂を神の家族の中に留めおき訓練をすることで主を喜ばしたいと必死でした。そんな時、主はシーザー牧師をパウロ・趙(チョー)ヨンギ博士に誘ってくださいました。

常々、趙ヨンギ博士を教師としてまた牧師として尊敬していました。韓国のパウロ・趙ヨンギ博士を訪問したとき、趙博士は大変な困難の中におられたにも拘わらず、主に対する揺るぎなき信仰を持っておられ、それをみて心を動かされました。艱難の中にあって、趙博士は世界最大の教会を建設されました。趙博士の素晴らしい信仰に触発されて、シーザー牧師は自分の教会でも同じ方法を取り入れて家庭セルグループを始めることにしました。その後、趙博士の方法を一歩進めてG12ビジョンを始めるようにと主の導きがありました。それはごく簡単な概念で、主は御言葉の中にそれを示しておられます。つまり、イエスは12人を訓練することだけに専念されました。MCIは御言葉の中にその原則を見出し、12の倍数で魂が急速に増殖していくことを始めました。

G12は修復(restoration)と和解(reconciliation)のために用いられる

G12は神の祭壇を修復する

イスラエル人が反抗と偶像崇拝に陥った時、エリヤはバアルの預言者に立ち向かい、イスラエル人にバアルの神々の力を見せるように挑発しました。火をもって答えた「神」は真の神でした。ここから祭壇の修復の第一歩が始まりました。「エリヤは、主がかつて、『あなたの名はイスラエルとなる』と言われたヤコブの子らの部族の数にしたがって十二の石を取った。その石で彼は主の名によってひとつの祭壇を築き、」(I列王記18章:3132)バアルの企ては失敗に終わりましたが、主の火は、エリヤが準備したささげ物の上に臨み焼き尽くしました。その結果、イスラエル人は主に帰りました。昨今、宗教指導者の悪い証で人々は失望し嫌気がさしています。それが原因で神の祭壇は壊されたり、荒れるがままに放置されています。世界の多くの場所で、エリヤの時代と同様に神の祭壇は荒れ果てています。こんな時、主に触発された熱心な男や女が必要とされています。主は、イエスの血の力を信じて魂を勝ち取ることに心を捧げた人々を探しています。

G12は和解をもたらす

旧約聖書の最後の書がエリヤのミニストリーの説明で終わっているのは偶然ではありません。このように言っています。『主の大いなる恐ろしい火が来る前に、預言者エリヤをあなた方に遣わす。彼は、父の心を子に向けさせ、子の心をその父に向けさせる。それは、わたしが来て、のろいでこの地を打ち滅ぼさないためだ。』(マラキ書456

私は、時がいまであると確信しています。終わりのときに、主はエリヤが担った油そそがれたと同じ役割をこの地にもたらしてくださいます。エリヤの油そそぎは、世界中の多くのクリスチャン・リーダーに降臨し、家族の和解が何物にも先んずることを知らされるでしょう。神は、リーダー達が主の「手」となって家族に平安をもたらすそのような役割に期待しています。今、家族は霊的な価値観の喪失によって崩壊の一歩手前にいます。

G12とは、イエスに従ってついていくことである

イエスはご自分の時間の殆んどを十二人の弟子を訓練することに費やしました。イエスは、大群衆との接触を最低限にし、弟子訓練や教えることに時間を割きませんでした。イエスが人々と一緒にいるとき、イエスは、その人たちの必要を満たし、病を治し、縛りから解放しあるいはミニスターしましたが、そのひとたちの性格形成には時間を費やしていません。「シナイ山での説教」を聞いた何千人もの人より、十二人の弟子訓練をする方がはるかに容易です。イエスは、宗教的な決まりごとあるいは形式を打ち壊して十二人の男達の生き方にご自分の性質を再生させようと専念されました。

イエスが慣習に倣ったことは一度もありません。ご自分の十二人を神学校などから選択しませんでした。イエスは祈りの結果彼らを見出だしました。(ルカの福音書61112)私達は十二人を選ぶとき、同情、知的有能性、雄弁さ、生来の能力あるいは才能といった要因を用いることはできません。聖霊が語ってくださるところを知り、誰が信仰を持っているかを示していただかなくてはなりません。陶器士が粘土をかたち作るように、イエスは十二人をご自分の手にとり、ひとりひとりの性格をかたち作りました。イエスは三年半かかって、教え、きよめ、永遠の真実を分かち合うことにより、ひとりひとりが完全に聖霊により頼んで、イエスが生きたと同じように生きることを準備していかれました。牧師が模範とするべきことは、イエスがこれらの男にした働きをまねることです。イエスは祈りによって魂を勝ち取り、土台固めをし、弟子訓練、そして送り出しました。

G12は人間関係が土台となっています

イエスは最も大切な時期を十二人の弟子達と過ごしました。私達が週一回小人数のグループで集まり、互いの関係強化を目指して時間を費やすのはとても大事なことです。お互いに会ったとき、聖霊に敏感であり、他の雑事に囚われることなく聖霊の導きに従い、チームの強化に集中しなければなりません。イエスはご自分の十二人とは変わらず死後までも続く関係を持っていたので、何か平常でないことがあればすぐそれを見破ることができました。あなたも弟子たちと一貫した関係ができていれば、近しく弟子達を知ることができ、変わらず彼らをミニスターすることができるようになります。リーダーは誰でも自分の弟子達を内なる癒しと解放に導くことができ、それによって弟子達は宗教的決まりごとや悪魔的な圧迫感でがんじがらめにされていた状態から解放されます。そういった訓練を受けていない人は、他の人たちを訓練することができません。

実を結ぶ人を選ぶ

イエスは十二人を選ぶ時、夜を徹して祈りました。私達もイエスの例にならって聖霊が是認する人を選ぶべきです。十二人の弟子を単に旧友であるという理由で選ばないようにしましょう。まず最初に、ひとりひとりの実をチェックしてみるべきです。第一歩はセルを始めることです。最も熱心に奉仕をするリーダーであり、一年間で十二のセルを始めるとの信仰がある人は、十二人の一人として資格があるといえましょう。リーダーシップは、同情にかられて与えるべきではなく、それを自ら勝ち取る人に与えられるべきです。まず私達が最初から目標とすべきことは、実を結ぶ人たち、ビジョンを理解している人たち、増殖を始めた人たちと言った十二人のグループを持つことです。

誰でも魂を勝ち取る人になります

イエスはご自分が納得した男達を選びました。そして男達は魂を勝ち取るイエスの例に従いました。十二人のグループはどのように福音を告げていくのか、また魂を勝ち取っていくか明確に理解していなくてはなりません。リーダーは皆魂を勝ち取る訓練を受けなければなりません。これが、ビジョンの目指すところです;つまり信者全員がリーダーとなることです。ある人は、生来魂を勝ち取る能力が備わっているでしょう。またある人は、福音伝道が生活の一部分となるまで弟子作りの挑戦を受けるでしょう。いづれの場合も、イエスの弟子である私たちは、個人的に魂の勝ち取りが生活の一部となってしまうまでそこを乗り越えなければなりません。そうして、十二人の一人となったとき、大群衆を勝ち取るためにチームに貢献することができるようになります。一度で多くの魂を勝ち取るような福音伝道の大会や行事を計画的にやり遂げていくチームに対して必ず主の祝福があります。

性別に分かれたグループで奉仕

教会の中では、次の様なネットワークがあります:男性、女性、若者及び子供。各々のネットワークでは、それぞれの必要を満たすようにメッセージが用意されています。それぞれのグループが自分達の夢を達成できるように動機付けがなされ、霊的に強められることを目標としています。各ネットワークはそれぞれの特異性に合致するよう工夫されています。男性は男性に、女性は女性に、若者は若者にミニスターします。また子供達のネットワークでは、チームが組成され、そのチームは、子供達が子供達にミニスターできるように側面から助ける役割を担っています。子供達のネットワークでは年齢ごとに五歳から七歳、八歳から十歳そして十一歳から十三歳と区別されています。このやり方でそれぞれの年齢グループに相応しいメッセージが伝えられます。

牧師が強められると、十二人は牧師のミニストリーの一部となることができます。十二人は同じビジョンを持ち、チームとして調和を持って奉仕し、セルを立てあげる過程でお互いの必要も満たされます。誰もが自分の居場所を持っているので、特定ポジションのために競争しあうことに心を惑わせる必要がありません。それによっていたわりあい、尊敬し合いまた各チームメンバーの間に特別なきずなが生まれるような良好な関係へと変えられていきます。

私達のビジョン

マタイの福音書には、イエスの伝道活動について興味深くかつ重要なポイントが示されています。「イエスは、全ての町や村を巡って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、あらゆる病気、あらゆるわずらいをいやされた。また群集を見て、羊飼いのない羊のように弱り果てて倒れている彼らをかわいそうに思われた。イエスは十二弟子を呼び寄せて、汚れた霊どもを制する権威をお授けになった。悪霊どもを追い出し、あらゆる病気、あらゆるわずらいをいやすためであった。」(マタイの福音書93536101)私達は、イエスがされたと同じ生活態度をまねて生きていくべきです。イエスが十二人の弟子を選択した基準は次の四点です。

憐れみを持っている

「イエスは群集を見て、羊飼いのない羊のように弱り果てて倒れている彼らをかわいそうに思われた。」(マタイの福音書936)イエスは十二人の弟子達に、大群衆の中で必要を覚える人たちに心を留めることを教え、憐れみをかけることを伝授しました。「イエスは言われた。『彼らが出かけて行く必要はありません。あなたがたで、あの人たちに何か食べるものを上げなさい。』」(マタイの福音書1416)イエスはご自分の中にある、目標を見失い、欠けている人に対する憐れみと同じ憐れみを弟子達も持つように示されました。多くの人はたくさんの問題や、葛藤を抱えていて、誰に助けを求めればよいのか分からないでいます。G12ビジョンは、人々に個別に関心や心使いを示します。

このビジョンはユニークな原則に基づいて行われており、ひとりひとりが自分に相応しい導きを受けることができます。まず第一番にするべきことは、イエスキリストを救いの主として受け入れることです。次に、リーダーは新しく信者になった方の家庭を訪問します。それは、リーダーが家庭を訪問し、その人の必要あるいは葛藤を祈りを通して理解し、その人が状況を克服するのを手助けするためです。このG12ビジョンは、別の表現をすれば、神が各個人に対して持っておられる憐れみをリーダーシップの中に見出すことです。

大群衆の世話をする

通常、会衆の人数が二百人以上になると、会衆が牧師と直接連絡を取り合うということが困難になってきます。それで、牧師と奉仕を共にすることができ、牧師から弟子として訓練を受けることができる特権を与えられた人々は、肩書きをもっている人たちか、あるいは一握りのリーダーだけです。G12ビジョンでは、十二人のグループを通じて皆が弟子として扱われます。このようにして、個人は例外なくリーダーと個人的な関係を築いていくことができます。

イエスの例に当てはめれば、一度に効果的に世話をすることができるのは十二人だけであることが理解できると思います。それ以上の人数では、リーダーと弟子の関係が希薄になります。多くの人が大きな教会を避けるのは、人々は群集の中で自分の居場所がないと思うからです。G12ビジョンを正しく用いることができれば、十二人のチームを通じて大会衆でありながら個々に緊密な関係を保っていくことが可能であるといえます。

敵に打ち勝つ

イエスは十二人の弟子たちに悪霊どもを追い出し、病を癒しそして闇の世界の働きを制する権威を与えました。教会では、病を癒し、解放し、内なる魂の癒しそして御言葉の教えをするトレーニングが必要です。聖書は、はっきりと言っています。「信じる人々には次のようなしるしが伴います。すなわち、わたしの名によって悪霊を追い出し、新しい言葉を語り、蛇をもつかみ、たとい毒を飲んでも決して害を受けず、また、病人に手を置けば病人はいやされます。」(マルコの福音書161718

教会が神から与えられている権威を行使すれば逆境に打ち勝つことができ、想像を絶する霊的な高みに達することができます。G12ビジョンを使って、教会は自分たちに与えられているキリストにある権威を行使する強力な環境を作り出すことができます。エンカウンターでは、超自然的な油注ぎを見ることができ、呪いや霊的な「縛り」が打ち壊され、そこから解放されるのを体験できる最もふさわしい機会となり得ます。

イエスが教えたことを教える

イエスの人格は十二人を通して新しく信者になった人の中に再生されます。これが実行されれば、結果はすばらしいものとなります。キリストの弟子がキリストが教えたことに従順であれば、「まる一年の間、彼らは教会に集まり、大勢の人たちを教えた。弟子たちは、アンテオケで初めて、キリスト者と呼ばれるようになった。」(使徒の働き1126)彼らは、イエスがマタイの福音書2819で命じていると全く同じ事をしました。主はこの様に命じられました。「それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、」

イエスは、聖霊の油注ぎを弟子たちに残しました。「そして、こう言われると、彼らに息をを吹きかけて言われた。『聖霊を受けなさい。』」(ヨハネの福音書2022)イエスは目に見える結果が出るような証を示したいと願っておられます。主はパウロを通じて宣言しています。「なぜなら、私たちの福音があなたがたに伝えられたのは、ことばだけによったのではなく、力と聖霊と強い確信とによったからです。」(Iテサロニケ15)ひとりひとりの弟子は十二人のチームを築くべく聖霊の働きで強められなければなりません。イエスは聖霊を送って私たちが大宣教命令を成し遂げることを手伝ってくださいます。聖霊がひとりひとりのリーダーに関わってくださるとき、失敗はありえません。

イエスは、弟子たちが長い期間成功しつづけるようにご自分の権限を委ねました。イエスが弟子たちのために祈るとき、イエスは、「わたしは、ただこの人々のためだけでなく、彼らのことばによってわたしを信じる人々のためにもお願いします。」(ヨハネの福音書1720)イエスはご自分の役割を完了するために残していく人たちのことに心を砕いておられます。イエスは、私たちが主の命令を成し遂げ、魂を勝ち取り、弟子を作ることのために必要な助け手のことを考えておられました。私たちは、神の御手の強力な道具であり、神はご自分が私たちの所に送ってきた人々に私たちが手を差し伸べることを望んでおられます。


G12ビジョンはどのように有効に働きますか。

G12ビジョンは、四つの段階から構成されています:勝ち取り、土台固め、弟子作りそして送り出し。これら四つを合わせて、「成功への階段」と呼んでいます。

勝ち取り

まず最初にリーダーは未信者のために祈り、その人たちをセルグループに招待します。それらの人たちを勝ち取る方法は色々ありますが、祈りは、全ての方法に欠かせないものです。祈りを通して神様は、その人に御言葉で影響を与えてくださいます。そうして、新しい信者はセルグループのメンバーとなり、「エンカウンターに先立つ学び」(Pre-Encounter)をとおして、エンカウンターに参加する準備をします。この学びは、新しい信者がイエスと真の出会いを体験することができるようにその準備として設けられたものです。

土台固め

次のステップは、新しい信者がエンカウンターに参加することに集中することです。エンカウンターは、三日間の霊的な集中合宿で、新しい信者が日常の雑事から離れて、主の近くにいるという体験をすることができます。エンカウンターの一番の目的は、新しい信者が十字架の啓示を受け取るということです。エンカウンターが終わったときに、彼らは、真の弟子として出発します。

弟子作り

エンカウンターによって、イエスに対する愛を深く感じ、心に燃えるような熱情を引き起こされ、主のビジョンに関わりたいと願います。エンカウンターに参加した直後、エンカウンターの後(Post-Encounter)の学びに出席します。このポスト・エンカウンターは、新しい信者が、イエスにあって新しく変えられたこと、勝利を勝ち取ったことを確信する良い機会です。信者になったばかりの人が、エンカウンターに出席すると、彼らの生活は180度変えられます。しかし、かれらが戻っていく環境は、前と全く同じです。聖霊との交わりを築く、誘惑に打ち勝つ、解放された状態を維持していくそしてイエスにあって成長し続ける、そのようなことを助けてくれる道具が必要です。エンカウンターの後の学びはこういった事柄を可能にしてくれる手段として準備されています。これに出席し、次第にリーダーとして訓練されていきます。

リーダーの学校(The School of Leader)が次のステップです。出エジプト記181720で、モーゼのしゅうとは、モーゼに助言をし、イスラエルの十二部族に「彼らの歩むべき道と、なすべきわざ」を教えることに責任を持つべきであるといいました。「リーダーの学校」はそれと同じことです。それは三段階の教義とセミナーから構成されていて、新しい信者が王国の働きに完全な成功を納めるようにと、力が与えられます

送り出し

G12ビジョンのゴールは、それぞれの信者がリーダーになることです。十二ヶ月間で、新しい信者は、普通の人から十二人のリーダーに変えられます。各リーダーは「魂の勝ち取り」及び「弟子を作る」という基本に戻されます。G12ビジョンを正しく適用して行うならば、その地域全体が変えられていきます。

十二人を選ぶ

最初は、誰もがセルのメンバーです。そのメンバーが「成功への階段」を上がっていくとき、十二人のチームの一人となっていきます。セルの会合は、週一回です。 個々のゴールは自分達のセルグループが十二人のリーダーとして成長していくことです。セルは、開かれたグループで誰でも参加できます。リーダーが決まったら、セルリーダーは、それらのリーダーと別のミーティングを持ちます。十二人のリーダーだけが、このグループの構成員となります。G12は、週一回の頻度で集まり、各リーダーを立て上げ、訓練していくことに集中します。

G12ミーティングは学びを中心とします

三年半の間、イエスはご自分の十二人と毎日会って弟子たちの歩みを指導し、新しい真実を教えました。各リーダーが、最低週一回の頻度で会うことは重要なことです。G12ミーティングでは、リーダーは皆を励まし、強めるような実情に即した教えを分かちあうことが大切です。毎週十二人と分かち合うと、個人的にも関係が強められます。グループにとってのレーマ・ワード(「その時」に相応しい神の御言葉)を分かち合い、神の目的を共に達成していく土台となる友好関係を深める環境作りをするのが、リーダーとしての責任といえます。

G12ミーティングの十二の利点

1. 全てのリーダーが弟子作りを通して牧師のビジョンに従う。

2. 全てのリーダーは弟子をやる気にさせ、真にイエスの追随者として成長させる。

3. ビジョンが正しく実行に移される時、誰もがやる気にさせられる。

4. 誰もがミニストリーで奉仕することができる。

5. リーダーがチームの皆とゴールを分かち合う機会を与えられる。

6. 主の目的を達成することができる。

7. リーダーは、自分の弟子を訓練し、またその弟子が弟子を訓練することができる。

8. 有効な友達関係がつちかわれる。

9. 誰もが同じ周波数で話し、理解することができる。

10. リーダーは一生懸命働き、自分の弟子が成功するのを見ることができる。

11. ミニストリーが強められ、教会がビジョンで一致する。

12. たゆまぬ働きとお互いの信頼関係で、成長を促す環境が整えられる。

G12グループは、下記のことに貢献します:

教会の一致が強められる。

教会のビジョンが再確認される。

チームのメンバーどうしで、協働と誠実さに根ざした関係が作られる。

成長を促す環境が整えられる。

教会内でのミニストリーが強められる。

成功への階段 

ビジョンのプロセス 

ビジョンの原則をあてはめると、具体的な結果を得ることができます。主は、私たちを導いてくださり、セルを通して喜んで奉仕したいと思う人たちに、必ずよい成果が出るような手順を見出すことができるように導いてくださいました。この手順を、「成功への階段」と呼んでいます。これは、四つの昇り段階から構成されていて、新しく信者になった人は、最終的にリーダーとなるための階段を登っていきます。またイエスの福音伝道のメッセージを用いてビジョンを推し進めていく神のお眼鏡に叶った人と変えられていきます。各ステップは、そのひとつ手前のステップと密接に繋がっています。これらの四つのステップは、次のように呼んでいます:「勝ち取り」「土台固め」「弟子作り」「送り出し

勝ち取り 

わたしには天においても、地においても、いっさいの権威があたえられています。それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。」(マタイの福音書281819

福音伝道は、成功への階段のまず第一歩です。それは、信者が最善を尽くして魂を勝ち取ることから始まります。この時、私たちは使えそうな手段を全て使って、人々をイエスのために勝ち取るべく、人々と密接に繋がっていきます。ある人は、大きな大会で「祭壇の招き」(altar call)を通して魂の救いを経験します。勝ち取ることで、ビジョンが自分の中で確信となってきます。福音伝道がなければ、セルで会う人がひとりもいないということです。

主は、魂の救いのことを常に考えておられました。魂を勝ち取ることは、主の定める時、天上からの油注ぎ、超自然の次元で働いてくださる聖霊の働きに敏感に反応すること、などがうまくかみ合わさって可能となるわけですから、芸術にも似た業といえます。イエスは、永遠のいのちがあるとおっしゃいました。しかし、ヨハネの福音書17章3で強調していますが、「その永遠のいのちとは、彼らが唯一のまことの神であるあなたと、あなたの使わされたイエス・キリストとを知ることです。

失われた魂を勝ち取る作業は、神の命令であって、私たち全ての信者がキリストにあって成就しなければならないことです。それは、イエスが昇天される前に弟子たちに命じておいた大宣教命令が成就するためでもあります。

セルの中で勝ち取る 

セルは小単位のグループで、最低週一回会います。御言葉を通して内側からの成長がみられ、励ましを受けます。各セルは、平易で実情に即した課題について学んでいきます。このやり方で各メンバーも新しくメンバーになった人も人格ある人へと毎週変えられていきます。初期の教会が大いなる成長を遂げた時、セルの原型が生まれました。これを私たちは、「使徒の働き」に見ることができます。次のように記してあります。「こうして神のことばは、ますます広まって行き、エルサレムで、弟子の数が非常にふえて行った。」「益になることは、少しもためらわず、あなたがたに知らせました。人々の前でも、家々でも、あなたがたを教え、ユダヤ人にもギリシャ人にも、神に対する悔い改めと、私たちのイエスに対する信仰とをはっきりと主張したのです。」(使徒の働き6章7、202021

セル(細胞)について述べるとき、どの物体でも最小の単位が存在することを知っています。教会のセルの場合、小さな単位で始まったものが、急激に増殖していくという面白い光景をみることができます。シーザー・カステラノス牧師が主からいただいたビジョンを始めた時、八人一単位の原型から出発しました。一番最初のセルが良い模範を示すことは大切で、その歩みを見てそれに続くセルが次々と起こってきます。

十二人をどこで見つけるか? 

セルの中からチームを組成し、十二人を効果的に選ぶことができます。リーダーは、毎週、家庭あるいは事務所に集まる人たちの中から選びます。チームのメンバー選びの際、実を結び、ミニストリーを支えるようなセルを組成することに成功した人たちの中から選ぶべきです。(ルカの福音書61217)

イエスは十二人を勝ち取りその人たちの中にご自分の人格を再生し、また世界中にご自分を代表するものとして送りだされました。ご自分のビジョンを十二人にしっかりと伝達し、またそれらの十二人は自分たちの十二人に伝達しました。このやり方を通して、飛躍的な増殖が可能なものとなりました。

3の祈り

ダニエル書67で、なぜサタンは、ダニエルの敵にダニエルが一ヶ月間祈ること止める計画を思いつかせたのでしょうか。その答えは、預言者が霊的に死んでしまうことを願ったからです。祈りをしないことが死をもたらすのと同じ理屈で、忍耐して三十日間祈るといのちが生まれます。私たちが、未信者のために一ヶ月間祈り込むと、神の御霊はあわれみをもって答えてくださり、いのちを与えてくださるでしょう。

セルグループを始めたいと望んでいるリーダーは、あと二人を連れてきて一緒に祈ることができます。それぞれが自分の選んだ三人のために祈ります。三十日間毎日彼らは九人のために祈ります。また三人は週一回集まって九人の回心のために集中して祈ります。

三十日間祈った後で、関心を持って祈り続けた九人に連絡をします。また「四つの貴重な機会」について説明をし、同時に、神もその人たちの生活に関心を持っておられることを分かち合います。

「四つの貴重な機会」とは次に述べる事柄です。

Ø エンカウンター(神との出会い)の機会(エレミヤ書2913

Ø 和解(reconciliation)の機会(ルカの福音書151820

Ø 修復(restoration)の機会(ローマ58;ルカの福音書1524

Ø 実を結ぶ(bear fruit)機会(ヨハネの福音書158

会話の最後に、セルあるいは教会に参加するよう招待をします。未信者のために一ヶ月祈り続けてきましたから、自信を持って招待することができます。

土台固め(Consolidation)

「土台固め」とは、新しく信者となった人の中にキリストの人格が再生されることを目指して、私たちが、新しい信者に対して、細心の注意を払って接することです。最終的には、その人が、永続する実を結ぶという、自分の人生に対する神の目的を果たし終えることです。 それは、弟子化を進めていく上で有効なプロセスです。新しい信者がイエスに対する献身を再確認する過程でもあります。これは、その人が回心をした瞬間から特別なケアがなされることによって可能となります。

「土台固め」はいつから始まりますか 

「土台固め」は、新しい信者がイエスに従って生きていくと決心した時に始まります。初期の教会で存在した過程であることが聖句から分かります。「弟子たちの心を強め、この信仰にしっかりとどまるように勧め、『私たちが神の国に入るには、多くの苦しみを経なければならない』と言った。」(使徒の働き1422

「土台固め」は、ある人が教会の祭壇の前で信仰の告白をした時にも始まります。連絡先を聞きました。それから、新しい信者のためにとりなしの祈りをします。連絡先が分かりましたので、「土台固め」のプロセスは始まりました。リーダーは新しい信者にすぐ連絡をしなければなりません。連絡を受けて、新しい信者は、自分が大切に思われていると感じます。リーダーが愛と関心を示すことで、その人は、自分の人生が大変価値のあるものであることを知ります。

「土台固め」で使う「決心のカード」

祭壇(altar)で集めたカードはそのために奉仕しているチームに渡されます。新しい信者は、その人の家の近くにあるセルに配置されます。カードは、謂わば、特別なケアを必要としている魂ですから、そのまま放置することのないようにしてください。

電話をかける 

電話訪問とは、その人がイエスに従うと回心してから24時間から48時間以内に電話をかけることを指します。電話をかける目的は、教会はその人のために祈っていると得心してもらうこと、またその週にその家庭を訪問する予定であることを伝えるためです。

家庭訪問 

家庭訪問に先立ち、新しい信者が回心の日に分かち合ったその人の必要に沿うような言葉を準備していきなさい。 家庭を訪問するということは、その家庭にイエスのご臨在を持っていくという意味です。従って、イエスご自身がその家庭を訪問しているのと同じことであるといえます。訪問の目的は、その人がどこかのセルに属すること、そしてエンカウンターに参加するように勧めることにあります。

エンカウンターに先立つ学び(Pre-Encounter

新しい信者は、三日間のエンカウンターに先立って準備されているプレ・エンカウンターの学びに出席するべきです。これに出席するとその人がエンカウンターで聞くメッセージを余すことなく受け取ることができるからです。

エンカウンターとは何のことですか? 

これは三日間の霊的な集中合宿のときで、新しい信者はまずイエスと対面する経験をすることでしょう。新しい信者は、神と、神の御言葉と、自分自身とそして自分の過去と対峙します。そこで、神の憐れみを受け取り、自分の人生の罪が完全に取り去られます。また、毎日自分を振返り、信仰によって前に進むことができ、より良い未来を勝ち取ることができるようになります。

エンカウンターの目的

· 自分の救いを確信する

· 心からの悔い改めを経験する

· 自分の過去に引き戻す「縛り」が打ち砕かれる

· 内なる癒しを受け取る

· 聖霊の満たしを受け、経験する

· ビジョンをはっきりと理解する

弟子作り 

ここではビジョンが効果的に働いて、個人的にイエスとの遭遇(エンカウンター)を経験した人はだれでも性格形成の道を通っていきます。イエスは何をなさったのでしょうか?陶器士が粘土を使ってちりから美しくて役に立つものをこねあげるように、イエスは十二人の弟子の人生を形作りました。イエスは、教えを通して、ご自分の言葉を通して、ご自分の生き方を通してまたお手本を示して十二人の弟子たちの人生を形作りました。弟子たちは、イエスが「先生」であると分かりました。というのは、イエスは、指示をし、方向を示しそして彼らの生き方を磨いていったからです。イエスは、このように言っています。「あなたがたはわたしを先生とも主とも呼んでいます。あなたがたがそういうのはよい。わたしはそのような者だからです。」(ヨハネの福音書1313)神は人間を創り、そこに息を吹きかけた。イエスもまたご自分の十二人を形づくられ、寄せ集めて、息を吹きかけました。イエスが天に上げられるまえに、弟子たちに「こう言いました。『聖霊を受けなさい。』」(ヨハネの福音書2022

弟子作りには、セルリーダーの導きによって、新しく信者となった人がリーダーとして立派にやっていくためにビジョンを進めていく役割とは別に、魂を勝ち取る能力を高めるための効果的なやり方を自ら勝ち取っていくことも含まれています。弟子化トレーニングは、G12トレーニング教室で行われます。

G12トレーニング教室とは何でしょうか?

G12トレーニング教室は三つの学校で構成されています:リーダーの学校(School of Leaders)、ミニストリーの学校(School of Ministry)そして先生の学校(School of Teachers)平易な教えのプログラムを用意していて、実情に即した質問をし、学ぶ者たちが自分で習得できるよう動機づけしていくものです。トレーニングは教室で行われます。弟子化プログラムは、新しい信者のために特別に企画されています。

参加資格 

エンカウンターに参加し、エンカウンターの後の学び(Post-Encounter)に出席した人は参加資格があります。ネットワークは性別(男性、女性、若者及び子供)で別れていますが、教義はどのネットワークでも同じです。それぞれの性に相応しい内容を準備しています。

実際の運営方法 

· エンカウンターの後の学び:新しく信者になった人は、エンカウンターの後、ポストエンカウンターで霊的に強められます。リーダーの学校(School of Leaders)で成長できるかどうかは、この時点で新しい信者の世話を充分できたかどうかにかかっています。

· リーダーの学校:ひとりひとりの信者をリーダーとして育てあげていくことは、ビジョンが成功するカギです。

· ミニストリーの学校:この学校では、生徒はビジョンの中で働くために深いレベルの神学的な真実を学びます。 

· 先生の学校:これは、ビジョンが成功するための不可欠な学校で、将来の学校の先生を養成するところです。 

エンカウンターの後の学び 

これは、常にクラスが開講されていて、エンカウンターに出席した人がいつでも参加できるようになっています。学びの目的は、新しい信者がキリストにあって生まれ変わり、新しい生活に順応していくのを助けるためです。エンカウンターを終えたばかりの新しい信者は、サタンの攻撃をどのように撃退するかを間を置かずして学ぶ必要があります。生まれ変わった人は、どのような方法で、世俗や、友達や、問題に対応することまた誘惑に打ち勝つかを学ばなければなりません。また、肉の欲望、罪、この世そしてサタンから逃げ出す方法を知る必要があります。キリストにあって、どのようにすれば新しい勝利に満ちた生活を送ることができるかを教えてもらうところが、エンカウンターの後の学びであるといえます。

リーダーの学校 

リーダーの学校は、ビジョンの中では重要なプロセスです。この学校の目標は、ひとりひとりを弟子化するということだからです。ここで使用する教材は、「行って、弟子とする。」(マタイの福音書2819)ことを望む人の誰にでも大切なものです。リーダーの学校は、三つのレベルからなっていて、各レベルはそれぞれ十のクラスで構成されています。各クラスは、2つのセクションでできていて、教義が一時間、セミナーが一時間となっています。

ミニストリーの学校 

リーダーの学校が生徒を励まして、セルグループでリーダーシップを実践していくのに比べて、ミニストリーの学校は、セルグループでリーダーがG12のビジョンを正しく用いているかどうかを見届ける役割を果たしています。リーダーの学校では、生徒にをするべきかを教え、一方、ミニストリーの学校では、リーダーがどんな風にやるかを教えるところといえます。またこの学校は、三つのレベルで構成されていて、各レベルは十のクラスから成り立っています。各レベルは、教義とセミナーという二つのセクションに分かれています。

既婚者対象のエンカウンター 

神は常に、結婚と家族を奪った者から取り戻したいと思っておられます。既婚者のエンカウンターを通して、家族が変えられ、神の元々のご計画に修復されます。このエンカウンターは、騙されて傷ついた人たちに希望を与えるものです。このエンカウンターは、カップルのお互いの愛を燃え立たせ、神のやり方で子供たちを育てていく指針を与えます。

送り出し 

弟子作りの目的は、自分のセルを解放することです。一年以内に、セルは十二人のリーダーで構成されたグループとなるべきです。これは、人々が何ヶ月間もリーダーの学校に通っている間になされます。目的は、その一年の間に、十二人はG12のメンバーとなります。これは、増殖に対して油注ぎがあるので可能です。教会の成長が緩やかなものであるとき、増殖が起これば、各セルメンバーは、自分の十二人のリーダーを通して増殖することができ、その結果その地域に非常な影響力を与えることは疑いがありません。

これは、繰り返しのサイクルで、キリストを受け入れた人全員が、訓練を受け、そして他の人を訓練するというサイクルです。信者をリーダーに変えていきますが、それは私たちが霊的に立て上げられていくプロセスに関わる時、また自分たちの中にイエスの性格を取り入れていく過程で可能となってきます。このやり方で、イエスご自身がその人たちに投影されていきます。大宣教命令は、私たちが次のことをしなさいと教えています。「行って、弟子をつくり、命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。」(マタイの福音書2820

リーダーが育つと、自分たちが来たところに戻って行き、人々の中にそしてひとつの家族の中に神の王国を打ち立てるよう働いていきます。自分たちがセルリーダーあるいは先生から学んだことを使って、魂の勝ち取りと弟子作りを実践していきます。そして自分が通って来たと同じプロセスを使って、新しく信者となった人を導いていきます。この様にして、イエスキリストの力強い弟子になりますから、キリストにあって成功者と言うことができます。

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